V6井ノ原快彦(45)が22日、都内でアニメ映画「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」(大森貴弘監督、11月5日公開)の試写会イベントに出席した。

隅っこが好きなキャラクター「すみっコ」たちが繰り広げる物語で、19年公開の劇場版アニメに続く第2弾作品となる。

井ノ原は前作に続き女優本上まなみ(46)とナレーションを担当し、「ただただ、すみっコたちがかわいくて。見終わった後人に優しくなれる。次の日、また新しい自分になれると思います」とPRした。続編の制作決定を耳にしてはいたものの、オファーを受ける前だったといい「違う人なのかな~とずっと待ってました。後になって連絡が来て、よかった」とホッとした様子。大森監督から「僕の中ではおふたりの続投だった」と打ち明けられると、「決めてるんだったらもっと早めに教えていただいていいですか?」と迫って笑わせた。

映画の内容にちなみ、イベントでは「あったらいいなと思う魔法」をフリップで披露した。井ノ原は「怒っている人の語尾が『ぽ』になる魔法」と掲げ、「『ふざけんなぽ』みたいになっちゃう。いくら怒ってもそうなっちゃうから、怒るのをやめるんじゃないかな」と提案。「そうすれば世の中が平和になる気がするし、すみっコの世界に近づけるんじゃないかな」と話した。

イベントには、出演キャラクターの「しろくま」と「とかげ」も登場し、登壇者は自分の“推しキャラ”についてトーク。井ノ原は映画オリジナルの新キャラクター・魔法使い「ふぁいぶ」について、「共感しますね。僕もシックスの方で頑張ってるので。同じ数字のものとして、ともに頑張っていきたい」とグループ愛を見せていた。