25日に放送された俳優綾野剛(39)主演フジテレビ系連続ドラマ「アバランチ」(月曜午後10時)の第2話世帯視聴率が9・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)であることが26日、分かった。前回は10・3%。

関西テレビ制作のドラマ枠が、火曜午後9時台から、同10時台へと移動した第1弾。綾野が演じるのは謎の犯罪撲滅集団アバランチのメンバーで、経歴一切不明の謎の男・羽生誠一。他にさまざまな経歴の人間が集められ、悪と戦っていく。

第2話で、アバランチのリーダーで、警視庁特別犯罪対策企画室長の山守美智代(木村佳乃)は、半年前に転落死した夏川洋子(中島亜梨沙)についての調査をアバランチメンバーに命じる。東南アジアの開発途上国支援に精力的に携わってきた彼女の死について、警察は残された遺書の存在から自殺と断定するが、山守の調べでは不審な点やある大物政治家との関係が疑われていた。

夏川の身辺を調査するうちに、死の直前までやりとりをしていた永井慎吾(久保田悠来)というジャーナリストの存在が浮かび上がってくる。アバランチメンバーの羽生、西城英輔(福士蒼汰)、明石リナ(高橋メアリージュン)は彼の自宅に向かうが、予想外の事態に遭遇する。

その頃、内閣官房副長官の大山健吾(渡部篤郎)は内閣情報調査室のエース・桐島雄司(山中崇)を呼び出し、アバランチについての調査を依頼していた。

夏川が近づいていった“大きな闇”が次第に明らかになってきた。そんな中、牧原(千葉雄大)はこの事件に対して、アバランチのメンバーの中でもひときわ特別な感情を抱いていた。