ムロツヨシ(45)が18日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた米アニメ映画「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」(トム・マクグラス監督、12月17日公開)吹替版完成披露試写会で、声を演じた主人公のボス・ベイビーが「分身。家にいる無言の飲み友だち」と評し、笑みを浮かべた。

一方で、自身にギャップがあるかと聞かれると、普段は機関銃のようにしゃべる一方で、1人でいたり気心が知れた友人と一緒の時は無言になると明かした。

ムロは劇中で、見た目は赤ちゃん、中身はおっさんのボス・ベイビーを演じた。18年の前作「ボス・ベイビー」からボス・ベイビー役を続投しているが、ムロは自宅にボス・ベイビーの人形があると語った。その上で「4年前からボス・ベイビーが家にいて飲み仲間。相方であり、分身。部屋で見ると、ずっと目を合わせてくれる。無言でずっとお酒を飲んで…家で飲む時は無言の友でいてくれる」と笑みを浮かべた。

見た目は赤ちゃん、中身はおっさんのボス・ベイビーにちなみ、自身にギャップがあるかと質問が飛んだ。ムロは「(表舞台に出ると)よくしゃべります。しゃべることで知って頂いています。ただ、1人になったり友人がいると、無言になります。仲良くしていた友人が数分後(無言になったムロに)『ウソだろ?』と言う」と語った。その上で「ある距離感になると無言が苦ではない」と語った。

「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」は、前作の25年後の世界が舞台。すっかり大人になったボス・ベイビー(ムロ)と兄ティム(宮野真守)の元に、悪の天才博士が世界征服をたくらんでいるという情報をキャッチしたベイビー社から、ティムの次女ティナが「ボス・レディ」が派遣。ボス・レディ(多部未華子)は、疎遠だった2人をスーパーミルクで赤ちゃん返りさせ、おなじみの兄弟2人組として潜入捜査に向かわせることに。見た目は赤ちゃん、中身は本当におっさんの2人が、史上最大のミッションに立ち向かう。

舞台あいさつには多部未華子(32)芳根京子(24)宮野真守(38)が登壇した。