有村架純(28)が19日、東京・スペースFS汐留で行われた主演ドラマ「WOWOWオリジナルドラマ 前科者-新米保護司・阿川佳代-」(20日スタート、土曜午後10時半に放送、配信。第1話無料放送)完成報告会で、デビュー当時の写真を横に「目立ちたがりなわけじゃないのに、何で、このお仕事をやっているんだろう…と今でも思います」と笑みを浮かべた。

イベントの途中で、ドラマのタイトルにちなみ、デビュー当時の写真が登場した。有村は写真を見ながら「17歳くらいですかね。今より眉毛が細いです。学生という感じですね」と笑った。その上で「デビュー当時…上京したてくらい。周りに知り合いもいないし、急に大人たちに囲まれて、とんでもない世界に来たと思った」と、写真を撮影した当時を振り返った。その一方で「自分でやりたいな、という思いで飛び込んで東京に上京してきたので、強い思いのある当時だったのかなと思います」とも語った。

そして、改めてデビューから今までを振り返り「でも、自分のことを話すのがすごい苦手だったので…不思議なんですよね。目立ちたがりなわけじゃないんだけど、何で、このお仕事やっているんだろう…と今でも思います」と笑った。

「前科者-新米保護司・阿川佳代-」は「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の香川まさひと氏原作、月島冬二氏作画の漫画「前科者」の実写化作品。「あゝ、荒野」前後編で知られる岸善幸監督が、連続ドラマと映画で実写映像化に挑む。映画版の公開は22年。罪を犯した前科者の更生、社会復帰を目指し、向き合い奮闘する保護司の姿を描いた。有村は主人公の保護司・阿川佳代を演じる。コンビニのアルバイトで生計を立てているが、ある出来事をきっかけに保護司となり、生真面目で頑固だが、使命感は強く、時として周りを驚かせるような行動に出る役どころだ。