元KAT-TUNの田中聖(こうき、36)が、19日にYouTube「ABEMA格闘CH」で公開された動画に出演。かつて大麻取締法違反の疑いで逮捕(不起訴処分)された現場を訪れ、当時を振り返るとともに、「このストリートで終わったからここからちゃんとはい上がりたい」と思いを語った。

田中はRIZINフェザー級の朝倉未来(29=トライフォース赤坂)が20日に臨むABEMAの企画「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」の最後4人目の挑戦者に決定。今回の動画では、朝倉との対戦に向けてトレーニングに励む姿のほか、ライブ活動や、実家で母と暮らす現在の生活なども紹介された。

また、2017年に大麻取締法違反の疑いで逮捕された東京・渋谷の現場を訪れ、「ここに車を停めて、いわゆる逮捕というか。手錠をかけられて、全部がなくなった」と当時を回想。職務質問され、逮捕に至った経緯を説明し、「このストリートで終わったから、ここからちゃんとはい上がりたい。これがチャンスなのかどうかわからないですけど、チャンスはきちんとつかみたい。待ってくれているファンのためにもきちんとはい上がらなきゃいけないし、終わったままではいられないんで、ここからまたスタートしたい」と、出場を決意した理由を語った。

今回の1000万円企画には656人がオーディションに参加。挑戦者の1人目は逮捕歴10回という「会津伝説のけんか屋」久保田覚(25)、2人目はタレント後藤真希の弟後藤祐樹(35)、3人目はK-1にも参戦したキックボクサーのモハン・ドラゴン(44=ネパール)に決まっていた。番組は、ABEMAでPPV(ペイ・パー・ビュー=有料)で20日(土)の19時半から配信される。