9人組ガールズグループ、NiziUが“いい虹の日”にあたる今日24日、ファンへの感謝の思いを込めた、初のアルバム「U」を発売した。デビュー1周年前だが、収録した全12曲中、10曲がタイアップという“最強アルバム”。このほど、日刊スポーツなどのインタビューに応じた。【佐藤勝亮】

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同グループは、韓国の芸能事務所「JYP」に所属している。そのため、いわゆる、新曲発売時の“活動期間”を日本で活動。それ以外は、“準備期間”として、韓国でレッスンに励む。コロナ禍では、出国時、帰国時でそれぞれ各2週間の隔離のルールがある。限られた時間の中で、9人は前を向いている。

MIIHI(17) やっぱり私たちが行き来する時に、絶対に2週間の隔離っていうのが、韓国行っても、韓国から戻ってきてもある状況です。やっぱりなんか、そこはちょっと大変な部分でもあるんですけど、でも、日本では広告のお仕事とか、テレビに出るお仕事とかが多くて。韓国に戻ると、本当に私たちは練習だけに集中できる環境があるので、やっぱり韓国に行って、直接JYPのトレーナーさんに教わってっていう時間があることで、もっと私たちも成長できているんじゃないかなって思っています。

SNSの発展が救いかもしれない。現在は有料ではあるが、ファンと直接やりとりが出来るSNSもある。ファンからの言葉が頑張る源になっているという。

AYAKA(18) ファンと直接つながれるアプリがあるんですけど、そういうところでファンの方が送ってくれるメッセージを見て「あっ、なんか元気をくれる」「あ、今日も頑張ろう」と思えるようなメッセージをいつも送ってくれるので、すごく頑張る源になっています。

韓国での準備期間の間も、ファンとの距離を縮めたいという。

RIO(19) 韓国にいる間に、私たちが表に出ることが少なくなってしまうのが私的にはちょっと悲しいなと思うので、そういう時に韓国から生配信をしたいですね。そういうので、もう少しファンの方と、韓国にいる間でも、どういうことをしているとか、そういうのがもっと共有できるような、そういう機会もあったらすごくうれしいなーとは思います。

NINA(16) 韓国のファンの方たちにも、会えたらいいなと思います。

弟分が誕生することも決まっている。第1弾では、NiziUが誕生。「Nizi Project Season2」で選抜されたメンバーは、22年12月に発表、23年3月にメジャーデビューする予定だ。

AYAKA 自分たちに後輩ができるっていうことが不思議だなっていう思いもあるんですけど、その分、私たちも私たちらしく、これからもっともっと頑張っていこうって、なんか思えるような、何て言うんですか、存在というか、きっかけ?になるんじゃないかなって思います。

MAYA(19) そうですね。やっぱり今までは私たちが一番下の妹グループっていう感じだったんですけど、やっぱりこうやって、いきなり「お姉さんグループになる」って聞いた時は、ちょっとみんな動揺を隠せずっていう感じだったんですけど(笑い)。でもそれを聞いたことによって、「あっ、じゃあもっと成長したい」って思えるようにもなりました。なんかもっともっと大人っぽくなっていきたいとか、やっぱり先輩らしくなれるように、みんな頑張ろうと思うようになったので、さっきAYAKAが言ったように、そういうきっかけになったと思います。