吉高由里子主演のTBS系連続ドラマ「最愛」(金曜午後10時)第9話が10日、放送され、平均世帯視聴率が9・0%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は8・9%、第2話は8・9%、第3話は8・6%、第4話は8・0%、第5話は7・9%、第6話は8・1%、第7話は8・8%、第8話は7・9%だった。

殺人事件の重要参考人となった女性実業家と、彼女を追う刑事、彼女を支える弁護士の3人を中心に、15年前のある失踪事件から現在の連続殺人事件へとつながる謎に迫る、完全オリジナルのサスペンスラブストーリー。

第9話で昭(酒向芳)の遺体と一緒に池から発見されたウェルネスホームのペンは、梓(薬師丸ひろ子)が会社設立の記念品として作った特注品だった。持っているのは梨央(吉高由里子)、加瀬(井浦新)、後藤(及川光博)、政信(奥野瑛太)、梓の5人。警察はその中の誰かが事件の時に落とした可能性があるとにらんでいた。

同じ頃、富山県警の藤井(岡山天音)が、捜査一課からはずれた大輝(松下洸平)を訪ねて来た。いつものように軽口をたたくが、帰り際、藤井が何かを言いかけてやめたことに大輝はひっかかった。

政信が社長を務める真田ビジネスサービスの30周年記念パーティーの翌日、真田ウェルネスの寄付金詐欺疑惑と、しおり(田中みな実)の不審死に関する週刊誌のスクープ記事が出た。