5人組ユニットTFGメンバーの前川優希が、24歳の誕生日を迎えた17日、東京・ニッショーホールで「24th Birthday Event-[en]ter-」開催前に囲み取材に応じた。バースデーイベントを実際の会場でリアルに開くのは、コロナ禍前の19年以来2年ぶりとなる。前川は「コロナがある前提で新しい表現を探し続けた1年でした」と振り返った。

その1年の中で、10月にリリースした初DVD「en.」では主演に加え、ストーリーの企画、演出、ロケハンまで行う、映像監督に挑戦した。その経験を踏まえ、この日のバースデーイベントでは、自ら書き起こした朗読劇の朗読を行う。加えて、このイベントのために作られたというソロ新曲を含む5曲を、ダンサー4人とともに披露するソロライブも開催。ゲストとして、第1部に横田龍儀(27)第2部には笹森裕貴(24)も出演。ライブの間にはインスタライブも行うという。

前川は、新しい表現を探し続けたという言葉の真意について「新しい生活様式、という言葉が流行語になったように、見に来るお客さまに(応援の)声も出せなくなったり…かせというか、気を付けなければいけないことが出来た。その中で精いっぱい、楽しんでもらうにはどうしたら…と真剣に話し合った」と語った。

その上で「コロナとか取り払い、楽しんで帰ってもらうこと…そこに向き合ったイベント。ライブでは不肖・前川の音楽を浴びていただきたい。僕にとって1年で1日しかない素敵な日を、一緒に過ごしていただける素敵なみんなと何も考えずに楽しみたい気持ちでイベントを作ってきた。楽しむことに、理由はいらない」と笑みを浮かべた。