漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2021」の決勝が19日、行われ、お笑いコンビ、錦鯉とインディアンスが最終ラウンド進出を決めた。両コンビは計655点で2位に並び、最終ラウンドに進む3位以内が確定した。この2組に第1ラウンド首位のオズワルドを加えた3組が最終ラウンドへ進む。

錦鯉は「50代の合コン」ネタ、インディアンスは「恐怖映像体験」ネタを披露し、それぞれ爆笑をさらった。審査員の上沼恵美子は錦鯉について「ネタが残りました。尻上がりにグッと上がっていくところ、錦鯉の力感じました」と評価。中川家・礼二も「去年と比べると雲泥の差で良くなっている。あるあるネタを増やした方がいいんじゃないかと思います」と話した。

インディアンスについても高評価が並び、ナイツの塙宣之は「6000組の中で一番うまいんじゃないんですかね。稽古だけじゃそこまでうまくならない。天才なんじゃないかな」と絶賛していた。

同大会は、決勝進出9組プラス敗者復活戦の勝者の計10組がファーストラウンドでネタを披露する。7人の審査員(オール巨人、上沼恵美子、立川志らく、サンドウィッチマン富澤たけし、中川家・礼二、ナイツ塙宣之、ダウンタウン松本人志)がそれぞれ100点満点、合計700点満点で採点する。合計得点の上位3組がファイナルラウンドに進み、2度目のネタを実施し、最も審査員票を多く獲得した組が優勝する。

王者には、漫才日本一の称号と賞金1000万円が与えられる。