NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の12月28日に放送された第42話の平均世帯視聴率が16・7%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第39話の17・9%だった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、るい(深津絵里)は、時々クリーニング店にやってくる片桐(風間俊介)という男に恋心を抱いていた。ある日、弁護士の卵だという片桐から映画に誘われたるい。生まれて初めてのデートに心が沸き立つ。一緒に暮らす和子(浜田マリ)と平助(村田雄浩)にあたたかく送り出され、片桐とのデートを楽しむるいだった。しかし、額の傷跡を片桐に見られ、デートを打ち切ってしまう。

その後るいは、クリーニング店を訪れていたちょっと変わったお客さん(オダギリジョー)の正体を知ることになる。ジャズ喫茶に寄ったるいは、トランペットを吹く「宇宙人」と名付けていたお客さんの姿を見る。