第34回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞で新人賞に輝いた女優の駒井蓮(21)が29日、文化放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜、午後1時)に生出演し、受賞の喜びなどを語った。

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大竹が冬休み中のため、水曜レギュラーの壇蜜と、いとうあさこ、アシスタントの砂山圭大郎アナウンサーに迎えられて登場。地元青森で撮影した今年公開の単独初主演映画「いとみち」(横浜聡子監督)を鑑賞したという、いとうや壇蜜からは作中で披露した津軽三味線の腕前を絶賛された。未経験の状態から約9カ月間の練習を積んで撮影に臨んだと明かし「今までにないくらい事務所に通って、ずっと練習していました。筋肉痛になりましたね」と振り返った。

番組内では、あらためて壇蜜から賞状、いとうから盾が授与された。「いとみち」などが受賞につながったこともあり、地元からも祝福の連絡が多く届いたという。駒井は「お世話になった方からも『すごくうれしい』という風に連絡がきました」とうれしそうに話した。

デビューのきっかけは中学生のころに家族旅行で来ていた東京・原宿の竹下通りでスカウトされたこと。もともと芸能界には興味があったといい「青森で何かコンテストに出ようにも踏み出せなくて。そうしたらスカウトしていただいて。姉とかと一緒にいたんですけど、『君やってみない?』って言われて。はいって言いました」。

4人姉妹で、駒井は双子の妹を持つ3女。二卵性双生児だったが、妹について「年を重ねるごとに顔が似てきています」と語った。壇蜜からは「4人に囲まれたいですね。隙があったら4人で(自宅のある)世田谷に来なさい。お小遣いくらいはあげます」と誘われていた。

最後は今後の抱負も語り「結構、今までは目標があったんですけど、今はいろんな挑戦がしたくて。選ばずに目の前にあるものにどんどん挑戦していきたいと思います」と力を込めた。