落語家6代桂文枝（78）が7日、大阪市内で会見を行い、1971年1月の放送開始から半世紀にわたって司会を務めてきたテレビ朝日系の長寿番組「新婚さんいらっしゃい！」（日曜午後0時55分）を3月27日の放送で勇退すると発表した。

【関連記事】桂文枝が「新婚さんいらっしゃい！」勇退

◆「新婚さんいらっしゃい！」の半世紀◆

★第1回放送　視聴者参加番組として1971年（昭46）1月31日にスタート。司会は桂三枝（6代桂文枝）、故月亭可朝さん、パートナーは故江美早苗さんの3人体制。同年6月から三枝と江美さんの2人体制。

★歴代パートナー　2代目が故梓みちよさん（71年7月～）、ジョーン・シェパード（78年3月～）、片平なぎさ（81年11月～）、岡本夏生（92年5月～）、渡辺美奈代（96年4月～）、7代目の山瀬まみ（97年7月）。

★ギネス認定　15年には同年6月7日放送までの44年127日が「同一司会者によるテレビトーク番組の最長放送」として、ギネス世界記録の認定を受けた。

★伝統芸・イスコケ　新婚さんの突拍子もない発言に、突っ込みの代わりにイスから転げ落ちるリアクション。コケたついでに靴を脱いで投げたりする「合わせ技」もある。

★新婚さん　これまで4500組以上が登場。結婚6カ月以上で3年以内の夫婦を募集。毎回2組を別々に取り上げ、結婚生活などエピソードを語る。