NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)に出演中の佐々木希(33)のインタビューが20日、番組公式ツイッターにアップされた。

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佐々木は18日に放送された第54話で初登場するや、すぐにトレンド入りするなど注目度が高い。

※以下、ネタバレを含みます。

佐々木が演じるのは、東京の音楽事務所社長令嬢「笹川奈々」。父で社長の笹川光臣(佐川満男)とともに大阪を訪れ、関西一のトランペッターを決めるコンテストを主催。優勝したジョーこと大月錠一郎(オダギリジョー)は上京し、笹川社長の自宅に下宿することになった。同居する奈々は、ジョーのトランペットに合わせてピアノを伴奏したり、身の回りの世話をする。

佐々木はインタビューで「私が演じる奈々は、芯のあるお嬢様。ですが、お嬢様であることを強調すると意地悪な印象になってしまいそうなので、『仕事へのプロ意識が高く、一本筋の通った女性』として演じるように意識しました」と話した。

もっとも、美しい社長令嬢の登場に胸騒ぎを覚える視聴者も。「不穏な空気しかない」「ジョーをかっさらっていきそう」などの声がツイッターに投稿された。この日の放送ではベリー(市川実日子)が「あれ(奈々)は、絶対、ジョーを狙うとるえ」とヒロインるい(深津絵里)に忠告するシーンもあった。

佐々木は「(ジョーがいる)大阪の人たちにとっては『なんだよ、あの女』と鼻につく存在かもしれません。視聴者の方もジョーの前に突然現れた奈々のことが気になると思いますが、温かく見守っていただけるとうれしいです」とインタビューに答えている。

番組公式ツイッターは「芸能事務所の社長令嬢として、るいとジョーの今後に大きく影響します。是非ご注目ください」と投稿しているが、今後ジョーとどんな関わりを見せるのか目が離せない。

「カムカム」は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。