女優藤原紀香(50)が28日、東京・明治座で主演舞台「サザエさん」(29日から同所など)合同取材会に出席した。

19年に続いて、国民的アニメの舞台化第2弾は、物語の10数年後が描かれる。サザエ役を再び演じる紀香は「2年半ぶりの再演で新作。台本を読んで、すごくほっこりして、癒やしもあって、幸せな明るい気持ちになりました。こういうご時世ですが、サザエさんの持つ世界観、温かさが伝わる作品になるべく稽古をしてきたので、それが少しでも皆さんに伝わるとうれしいです」と笑顔を見せた。

サザエさんは“おっちょこちょい”なキャラクターでもあるが、自身のおっちょこちょいなエピソードについて問われると「ありますか? お母さんに任せます…」と、フネ役の高橋恵子(67)に“逆質問”。

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高橋は「毎日のように稽古場で…。サザエさんを地でいっている感じ」と明かされ、紀香も苦笑い。もっとも高橋は「(炊飯器のスイッチを入れたつもりが)ご飯が炊けてなかった…って言っていたんですけど、先日フネも家でやってしまいました」といい、紀香も「サザエのお母さんですからね!」とさらに笑顔になっていた。