「最近、全然会わないね!」。このごろ社内で同僚とすれ違うたびに言われます。なぜかというと1月4日から夕方のニュース番組「スーパーJにいがた」の「フィールドキャスター」として、どんどん現場に出ていく毎日になり、社内にいる時間が減ったからです。

デビュー2日目は朝4時に出社して新年初競りの取材へ。初日の反省や取材準備で眠れず、アドレナリンの脳内放出が止まらない中、血気盛んな競りの雰囲気に包まれ、さらに目がさえました(笑い)。新年、早朝から元気に活動している人たちがいて、にぎやかな場所があるんだなと驚きました。1歩外に出れば、自分の知らない世界が広がっているものですね。

また、新潟県は本当に広い! これもキャスターを務めて日々、痛感することです。1月の大雪の時は中継のために新潟市から津南町まで移動しました。雪道を少しゆっくりと走って2時間30分。私の地元山梨なら同じ時間で東京や静岡まで行けます。それだけの距離を移動すれば、景色も大違い。長岡、十日町、津南と移動するにつれて、どんどん雪の壁が高くなっていきました。「雪国新潟」を実感するとともに、雪による大変さも身にしみました。

今、この瞬間も広い県内のどこかで、誰かが、困っているかもしれない、喜びに包まれているかもしれない…。そんなことに思いをはせながら、日々、新潟と向き合い、現場に向かう姿勢を大切にしていきたいです。

コラムをお読みの皆さんも社内の同僚の皆さんも、夕方6時15分の「スーパーJにいがた」でぜひお目にかかれますように♪(新潟テレビ21アナウンサー)