俳優阿部寛が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「DCU」(日曜午後9時)第6話が27日に放送され、平均世帯視聴率が13・9%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は8・6%だった。

第1話は16・8%、第2話は15・2%、第3話は15・2%、第4話は13・9%、第5話は11・8%だった。

同作は、海上保安庁に新設された架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」という水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団、通称“手錠を持ったダイバー”の物語。ハリウッドの大手制作プロダクションと、カナダを中心とした制作会社、TBSの3社で共同制作するオリジナルドラマ。

第6話で、溺死した身元不明の女性の遺体が横浜の港で発見された。被害者が身につけていたダイヤの指輪が盗まれずにいたことから自殺も疑われたが、遺体の肺の中に北極海に生息するプランクトンが残されていた。死後約1日しかたっていないことからも、自殺に見せかけた殺人事件として、DCUが捜査に乗り出した。

調べを進めるうち、殺害現場は水族館であることが分かった。さらに、身元不明だった被害者は、魚サプライヤーの木見一郎(加藤雅也)の婚約者と判明。新名(阿部寛)は瀬能(横浜流星)らと捜査を進めていった。不審な動きを見せる水族館プロデューサー・根岸那由(明日海りお)と木見を怪しく思いつつも、その証拠はどこにもなかった。