お笑いコンビ、ピースの又吉直樹(41)が3日、東京・南青山のスパイラルで行われた「Wedding Park 2100 ミライケッコンシキ構想」発表会に出席した。

クリエーターや企業、学生が参加し、未来の結婚式についての構想を発表する展示会。結婚式のイベントらしく、新郎が着るタキシード姿で登場し「こんなすてきな衣装を着させていただいて。実家に送りたいです。これを宣材にしたい」と満足げに笑った。

又吉は同企画のため、ショートストーリー「もう一通の手紙」を執筆した。独身の男「又吉直樹」宛てに未来の子孫からの手紙が届き、結婚について考える物語で「結婚はその後に続いていくもの。続いていくというのは、どういうことなんだろうとイメージしました」。

未婚なだけに「書いていたら不安になってくる。結婚がテーマなのに独身って、誰が書いてんねやろ」と苦笑しつつ、既婚の後輩に話を聞きながらストーリーを練り「それをヒントにしました」と振り返った。

自身が考える「結婚」については「大切な人と、楽しいなとか良かったなとか、何げない瞬間に思えること」と話して照れ笑い。「独身だからこそ、結婚について考える時間は長いと思います」と語った。

発表会では、ウエディング業界に進路を決めた埼玉女子短期大学の学生による「未来の結婚式」をテーマにしたプレゼンテーションに聞き入り「新しいものを取り入れて、いろんな結婚式の形が認められていく。その上で伝統も残っていくとすてきだと思う」とコメントしていた。

ブライダルファッションデザイナー桂由美氏も登壇。展示は4~6日まで同所で。