歌謡コーラスグループ純烈が11日、東京・浅草の東洋館で、漫才協会主催の「漫才大行進」に特別出演し、歌謡トークショーを行った。リーダー酒井一圭(46)が、友人のお笑いコンビBOOMER河田キイチ(57)に打診。不仲騒動で話題を集めた、おぼん・こぼん、U字工事らとの共演が実現した。

定席のトリを務めたおぼん・こぼんの後に純烈が登場。「星降る街角」や新曲「君を奪い去りたい」などのほか、演芸場らしく客席を笑わせるトークを繰り広げた。浅草だけに、酒井は「となりのロック座でストリップを見たし、ウインズで競馬の馬券も。あと、16歳で童貞を捨てたラブホテルが浅草だった」と下ネタでも笑わせた。

純烈が出演することもあり、客席は満員。おぼんは「紅白に4回も出演する歌手がこの舞台に立つのがウソみたい」。こぼんも「客席が笑ってくれるので、芸人たちが、今日は受けたからご褒美みたいだと言っていたよ」と喜んだ。

酒井は「この舞台の高さとか、客席との距離感がほかにはない。1歩下がって歌っていました。おぼん・こぼん師匠の後で、客席があったまっていたので、冷ましたらどうしようと不安でした」と話した。