6人組コーラスグループ「DEEP SQUAD」が30日、KT Zepp横浜で初の単独ツアー「D’PARTURE~Episode 0~」千秋楽公演を行った。

19年に宇原雄飛(20)杉山亮司(25)比嘉涼樹(26)の3人が加入し、DEEPから6人体制の「DEEP SQUAD」として20年にデビューしてからは初の単独ツアー。比嘉は「初めてのツアー、最初から汗だくになるくらい気合が入ってます!」。宇原も「やっとワンマンができました。一緒に最高の思い出を作りましょう」と呼び掛け、来月8日公開の映画「チェリまほ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~」挿入歌の新曲「Gimme Gimme」や、「SORA~この声が届くまで~」、「君じゃない誰かなんて~tejina~」など24曲を披露した。

デビュー曲「Get With You」では、ダンスにも初挑戦した。公演前に取材に応じたTAKA(38)は「体の節々が痛いです」と苦笑いしつつ「立ち位置を意識したり、歌いながら踊るのは新鮮です。(同じLDHの)EXILE TRIBEのみんなをよりリスペクトします」と笑顔で話した。

初のツアーを締めくくり、目指すはDEEP時代の11年にも1度経験した、日本武道館のステージだ。今月12日には、GENERATIONSの東京ドーム公演にゲスト出演して、ドームのステージも経験。宇原は「僕らは変幻自在のグループ。これからもいろいろな組み合わせであったり、いろいろな音楽を届けていきたいです」。TAKAも「今回のツアータイトルはエピソード“0”。1、2、3とステップを踏んでいって、自分たちの力でたどりつきたい」と意気込みを新たにしていた。【大友陽平】