歌手叶純子が1日、東京・高円寺の座・高円寺でデビュー40周年記念コンサートをファン300人を集めて開いた。昨年11月に発売した新曲「あぁ…大阪」をはじめ「愛しき人生」「酒場と云う名の船着き場」「酔いどれ涙酒」など16曲を熱唱した。

叶は昨年12月に87歳で亡くなった作曲家鈴木淳氏にスカウトされて上京。81年に黒木憲&NANCYで「粋な夜」を発売してデビュー。この日は、黒木さんの息子の黒木淳(55)が駆けつけ、一緒に「粋な-」を歌った。

82年に「酔いどれ-」でソロデビューした叶は「故郷の山口・防府で鈴木先生にスカウトされ、ソロデビューしてから40年がたちました。これからも、命ある限り歌い続けることが恩返しになると頑張ります。100歳を目指しますので応援よろしくお願いします」と話した。

デビュー時の事務所の先輩・山川豊(63)は「アメリカ橋」「今日という日に感謝して」を歌って激励。「純子ちゃんは、みんなに愛されるキャラクター。だけど、夜中に酔っ払って『(山川の兄の)鳥羽一郎さんですか?』って電話かけてくるのだけは止めて欲しい」と笑いながらエールを送った。

他に沢木柳、桂竜士、しいの乙吉、三夏紳、松浪伽乃里らが出演した。