英王室を離脱したヘンリー王子(37)とメーガン妃(40)夫妻が、エリザベス女王の即位70周年を祝う式典「プラチナジュビリー」に招待されたと米ピープル誌が報じた。

女王は今年2月に在位70周年を迎えており、6月2~5日にかけて盛大な祝賀イベントが予定されている。21日に96歳の誕生日を迎える女王だが、正式な誕生日とは別に毎年6月2日には女王の誕生日を祝う「トゥルーピング・ザ・カラー」と呼ばれるパレードが毎年開催されており、バッキンガム宮殿のバルコニーにロイヤルファミリーが集結することで知られている。

報道によると夫妻は、王室離脱前に出席した2019年以来3年ぶりにトゥルーピング・ザ・カラーのバルコニーに登場する可能性があるほか、翌3日に予定されているセント・ポール大聖堂で行われる女王の治世をたたえる感謝の礼拝にも招待されているという。

ただ、夫妻が正式に招待を受けるかどうかは分かっておらず、王子が以前から求めている帰国時の警察による警備が受けられるのかなどの問題も残っている。

2020年3月に米カリフォルニア州に移住した夫妻は14日、負傷軍人のための国際スポーツ大会「インビクタス・ゲームズ」が開催されるオランダ訪問の途中で極秘帰国し、ウィンザー城でエリザベス女王(95)と面会したことが明らかになったばかり。報道では、一足早い誕生日を祝うため贈り物を手渡したほか、ヘンリー王子は女王から英国チームの選手たちへのメッセージも託されたという。夫妻が一緒に英国を訪問したのは離脱後初となったが、2人の子どもたちは同伴しておらず、昨年6月に米国で生まれた長女リリベットちゃんはこれまで1度も女王と直接対面していない。

王子は「家族の安全」を理由に警察による警護が受けられない限り帰国できないとして英政府に警護を求める訴えを起こしており、6月に一家そろっての帰国が実現するのか注目されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)