米映画「ゴーストバスターズ」シリーズなどで知られる俳優ビル・マーレイ(71)が、撮影中の新作映画の現場で不適切な言動をしたとして撮影が中断されたことが分かった。米ピープル誌などによると、俳優アジズ・アンサリの監督デビュー作となる「ビーイング・モータル」の撮影現場で苦情が寄せられたことによるものだというが、不適切な言動の内容については明らかになっていない。苦情が報告されたのは先週だといい、製作するサーチライト・フィルムが現在この件に関して、調査を行っているという。

報道によると18日に製作を中断し、20日にスタッフやキャストに宛てたメールで「これ以上製作を続けることができないとの結論に至った」とこの件に関する説明があったという。スタジオは再開を望んでいるとしているが、撮影再開の目途などは不明。同誌はマーレイとアンサリの広報担当者にコメントを求めたが、応じていないという。

ホスピスと終末期ケアを描いたベストセラー医療ノンフィクションを映画化した本作は、映画「マスター・オブ・ゼロ」(2015年)などで知られるアンサリがメガホンを取り、マーレイが主演で俳優セス・ローゲンや歌手キキ・パーマーらも出演している。撮影は3月28日に始まり、半分ほど撮り終えていたという。

マーレイは2000年公開の映画「チャーリーズ・エンジェル」の撮影現場でも共演した女優ルーシー・リューに侮辱的な態度を取り、殴られたとうわさされたことがある。(ロサンゼルス=千歳香奈子)