2日に放送された、女優広瀬アリス(27)主演のフジテレビ系連続ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」(月曜午後10時)第3話の平均世帯視聴率が6日、5・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と発表された。初回から7・0%、6・5%だった。

平均個人視聴率は2・7%だった。初回から3・8%、3・6%だった。

桜沢純(広瀬)は、食器ブランド「相良製陶」の洋食器デザイナー。大事な展示会の仕事を任されるなど若きチーフとして上司からの信頼も厚いが、一方では、アラサーでありながら恋愛経験ゼロ。その上、結婚どころか恋愛への興味もゼロ。仕事も趣味も充実しているから恋なんていらないが、彼女のポリシーだ。

ある日、純は街中でふと目にとまったフレンチビストロ「サリュー」で“1人ランチ”を楽しむ。イケメンのギャルソン・長峰柊磨(松村北斗)目当てに女性客が殺到する人気店なのだが、食べるのが大好きな純は柊磨に目もくれず、シェフの岩橋要(藤木直人)が作った料理に舌鼓を打つ。そして仕事柄、使っている食器のチェックにも余念がない。

第3話で、高校の同級生だった大津(戸塚純貴)に気持ちを見透かされ、初体験に失敗した純は、勢いにまかせて柊磨の部屋を訪ねる。「やってやろうじゃない、お試し恋愛!」と息巻いて、シャワーを浴びて半裸の柊磨とベッドに並んで座る。翌朝、目を覚ました純は、柊磨を訪ねてきた意外な人物と鉢合わせ、柊磨の思わぬ一面を知ることになる。

会社では、陶器工場の工場長の島孝史(星田英利)から展示会に出すデザイン案の模型が上がってくる。同僚のめぐみ(安藤ニコ)の斬新なアイデアに比べ、自分の案は型通りでオリジナリティーに欠けると、納得がいかない純。結局、時間がないなか、もう一度考えて新しい案を出そうと決意する。

そんななか、柊磨から突然デートに誘われた純は、友人の真山アリサ(飯豊まりえ)と、その相手の内村克巳(岡山天音)を巻き込んでダブルデートをすることに。柊磨のエスコートに「恋なんていらない」という思いとは裏腹にドキドキとキュンが止まらない純。そんなダブルデートが純の仕事にも思わぬ影響をもたらす。

一方、夫との間に不協和音が生じ始めた清宮響子(西野七瀬)は、ひょんなことからサリューでシェフの岩橋要と2人っきりになった。