女優北川景子(35)が17日、都内で行われたアニメ映画「それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル」(6月24日公開、東京テアトル配給)の公開アフレコに出席し、自身初の仕事を振り返った。

トークセッションで自分が成長できた時について聞かれ「この世界に入った時の最初のお仕事は自分の人生を変えた」と語り「セーラームーンのお仕事で。その前までは普通の学生でした。特撮なので、1年間やるんですよ。そこからしごかれて、最後までいろいろ段取りとか、お芝居のこととか勉強させてもらって。あの1年間、鍛えてもらったことはすごく良い経験だったなと思います」と振り返った。

映画ではゲスト声優として、物語のキーマンとなる、変身が苦手なオバケの男の子、ドロリンを演じている。「早口になりがちだったので、絵にちゃんと(言葉を)はめるのが難しかった」といい、報道陣を前にしたアフレコには緊張した面持ちで臨み「思ったよりも(距離が)近くで。前の画面を見ると誰かと目が合いそうでした。あと10回くらいやりたい。もうちょっとうまくできそう」と笑った。

アンパンマンは88年10月にテレビアニメがスタート。翌89年3月に劇場版が初公開され、昭和、平成、令和の時代をまたいで日本中に「愛と勇気」を届けてきた。これまでもゲスト声優には人気女優が数多く参加しており、21年公開の前作は深田恭子(39)、19年公開の前々作は榮倉奈々(34)が務めた。

公開アフレコには共演するお笑いトリオ、ジャングルポケットの斉藤慎二、おたけ、太田博久も出席した。