漫才コンビ、おぼん・こぼんのおぼん(73)が、腎盂(じんう)炎のため都内の病院に入院したことが28日、分かった。

24日から40度近い高熱が続き、PCR検査では陰性だったが、この日に腎盂炎と診断され入院した。所属事務所は「当面、1週間ほど入院して回復の様子を見ます」と説明している。

31日に東京・浅草演芸ホールで出演が予定されていた「ファミリー寄席」は、代わりに弟子のロケット団が出演する。

おぼん・こぼんは大阪福島商(現・履正社高)の同級生で、1965年(昭40)に「月見おぼん・こぼん」のコンビ名で結成。80年に日本テレビ系「お笑いスター誕生!!」で10週勝ち抜いてグランプリを獲得してブレークした。コンビ仲が悪いことで知られたが、2人の和解を取り上げたTBS系「水曜日のダウンタウン」の企画が昨年10月度のギャラクシー賞月間賞に選ばれた。

 

◆腎盂炎 尿道から細菌などが尿路を通って腎臓に入り炎症を起こす。ぼうこう炎の原因ともなりやすく、トイレが近くなる頻尿、残尿感の症状を伴う事もある。また、発熱・悪寒・だるさ・背中から腰の痛みなどの症状を伴う。