女優松本まりか(37)が4日、東京・TOHOシネマズ六本木で、映画「極主夫道 ザ・シネマ」(瑠東東一郎監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

ウェブ漫画サイト「くらげバンチ」に連載中の同名漫画が原作。20年日本テレビ系連続ドラマの映画化で、極道から足を洗い、専業主夫の道を選んだ男のコメディー。

映画からの出演となった松本は、広島弁を話す元レディース総長・虎春役を演じた。「広島から、ギロッポン(六本木)へ、ピンクのさらしを巻いてこさせていただきました。今日はカチコミに来た気分でいますので、みなさまどうぞよろしくお願いします」と気合十分にあいさつして笑いを誘った。

主演の玉木宏から「広島弁をしゃべっている虎春がキュートでした」、川口春奈からも「特攻服も広島弁も虎春っていうキャラクターも松本さんもかわいらしくていとおしくて。ライバルなんだけどキュンとしていました」と絶賛されると、「いいこと言う…じゃのう」と広島弁のアドリブを披露。すぐさま「全然ダメですね、すみません。広島弁のアドリブは全然きかなくて…」とかわいらしく照れていた。

役作りに当たって、元レディース総長と、実際に会って話をしたという。「レディース総長のパブリックイメージはあるけど、リアルな実態を知りたくて。ヤンキー座りとか、どのくらいのテンションで『オラー』っていう怒号をやられるのか、とか。自分の持っているイメージとリアルとの差をいろいろ聞きましたね。(役に)いかされたと思います」と胸を張った。

古川雄大、玉城ティナ、安達祐実、お笑いコンビ、野性爆弾のくっきー!も出席した。