竹内涼真(29)主演の7月期テレビ朝日系ドラマ「六本木クラス」(木曜午後9時)に、稲森いずみ(50)緒形直人(54)光石研(60)らが出演することが7日、分かった。また、初回放送が7月7日に決まったことも発表された。

大ブームとなった韓国ドラマ「梨泰院クラス」の日本リメーク版。稲森は、巨大外食産業「長屋ホールディングス」の常務・相川京子を演じる。主人公の宮部新(竹内)が報復を誓う「長屋」を何よりも大切にする女性で、「役をいただいた時、すでに紡がれている魅力的な世界観に、新しく私が飛び込んでいける“ドキドキ”と“ワクワク”を感じました。長屋を愛し守るため、殺伐とした組織の中で戦うひとりの女性の生きざまを見ていただきたいと思います」と意気込む。

民放ドラマへの出演は11年ぶりとなる緒方は、「長屋」の跡取り息子・龍河(早乙女太一)が起こした事件を担当する刑事の松下博嗣として登場する。熱心な「梨泰院クラス」の視聴者で、「この刑事役を任されるのは、この上なくうれしいこと」と出演を喜ぶ。新の父・宮部信二を演じる光石も出演に心躍らせ「どハマりした作品が、日本でリメーク!! しかも、あの主人公のお父さん役をオファーしていただきました!こんな喜びはありません」と話している。

また、新がオープンする「二代目みやべ」で働く店員・内山亮太を中尾明慶(33)、龍河からいじめを受ける同級生・桐野雄大を矢本悠馬(31)、トランスジェンダーの「みやべ」店員・綾瀬りくをさとうほなみ(32)、「長屋」の会長秘書・桜木幸雄を近藤公園(43)、新が通うダイニングバーの店主・理沙ガルシアを田中道子(32)が演じることも明らかになった。

「梨泰院クラス」は20年1~3月に韓国で放送され、同年3月にNetflixで配信されると、日本でも大人気に。主人公が金と権力に屈することなく巨大企業に立ち向かっていく物語で、「下克上」を主軸に「ラブストーリー」と「青春群像劇」が交錯するストーリーが大ヒットした。

「六本木クラス」は日韓共同プロジェクトとして、東京・六本木を舞台にした日本オリジナル作としてリメークされる。