元乃木坂46の女優生田絵梨花(25)が、7月期TBS系連続ドラマ、日曜劇場「オールドルーキー」(今夏放送、日曜午後9時)に出演することが7日、分かった。数々の話題作を生んできた日曜劇場枠ドラマにレギュラー出演するのは初めて。「とてもうれしく思います」と喜んでいる。

同作は主演の綾野剛(40)演じるサッカーに人生をかけてきた元プロ選手、新町亮太郎が、37歳からスポーツマネジメントの新人として奮闘するヒューマンドラマ。生田は、亮太郎の妻果奈子(榮倉奈々)の妹で、グルメライターの糸山留美を演じる。「人生楽しんだ者勝ち!」がモットーの自由人で、果奈子にとって良き相談相手となり、亮太郎にも助言をするなど頼りがいのある女性だ。

甘え上手で誰からも愛される上に、自分がやると決めたことに対してはものすごく一直線な役どころだという。

同作編成のTBS東仲恵吾氏は「柔らかさや強さという正反対の表情を表現できる人と考えた時に、以前拝見した舞台で生田さんが縦横無尽に駆け回って、まさに喜怒哀楽を全身で出し切っていたことを思い出して、今回はドラマの中でまさに駆け回ってほしいと思い、オファーしました」と起用理由を説明した。

19年4月期の日曜劇場「集団左遷!!」に企業のイメージガールとして劇中に登場していたが、レギュラー出演は初。もともと食べることが大好きで、乃木坂46時代から大食いでも知られ、親和性のある役でもある。「脚本がとても面白く、読み進める手が止まりませんでした。いち視聴者としてもドラマを見るのが今から楽しみです。姉の良き理解者として、何でも言い合えるようなすてきな姉妹関係を築いていけたらと思います」と意気込んだ。【横山慧】