なにわ男子の道枝駿佑(19)主演の日本テレビ系連続ドラマ「金田一少年の事件簿」(日曜午後10時半)第5話後編が12日、放送され、世帯平均視聴率が5・7%(関東地区、速報値)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は3・3%だった。

第1話は世帯7・8%、個人4・5%。第2話前編は世帯6・2%、個人3・6%、同後編は世帯6・7%、個人3・9%。第3話は世帯6・1%、個人3・4%。第4話は世帯5・7%、個人3・3%。第5話前編は世帯5・5%、個人は3・2%だった。

同作は週刊少年マガジン連載の同名大人気漫画を原作とした謎解きミステリー。今回が95年の初放送から5度目の新作。5代目金田一一(はじめ)を道枝が演じている。

第5話後編は「金田一少年の殺人 解決編」。殺人犯の疑いをかけられた一は、今や警官を負傷させて拳銃を奪った凶悪な連続殺人事件の容疑者にされていた。それでも佐木(岩崎大昇)から美雪(上白石萌歌)が心配していると告げられ、必ず自分で真犯人を捕まえてみせるとの思いを強くする。

橘(勝矢)は、新作原稿をかけた暗号ゲームで、参加者達にバトンリレーのように伝言を残していた。そしてその伝言を託されたものは、次々と死を遂げている。

3人目の被害者、桂木優里奈(ゆきぽよ)が託されていた伝言から次のターゲットが野中(宮澤エマ)だと察した一は、彼女の元を訪れる。そこで新たに伝言を聞いて「重要なのは伝言の内容ではない」ことに気づく。しかし野中も犠牲者となってしまい、またもや追われる身となった一は完全に包囲され、警察相手に銃で立ち向かう。剣持警部(沢村一樹)が説得するが…。