女優森田望智(25)が16日、都内で、映画「さよなら、バンドアパート」(宮野ケイジ監督、7月15日公開)の舞台あいさつに出席。ヒロイン役に挑戦した思いを話した。

同作はnoteで発表された当初から、実体験に基づくリアルすぎる描写が共感を呼び、9カ月で書籍化したjuJoeのボーカル、ギターの平井拓郎氏による同名小説。多くのバンドマンからも絶賛の声が上がり、映画化が決定した。

ヒロインを演じた森田は関西弁に苦労したといい「激ムズでした。演じたユリはとらえどころのない、夢の中にいるような人物で、そのイメージを体現するのが難しかったです」。

印象的なシーンは清家ゆきち(31)の生歌シーンだという。「清家さんの歌声が大好きで、生で歌ってくださるシーンを聞けて、本当に感動しました。注目してみていただきたいです。この作品は痛々しい経験とか苦い思い出とか、全部抱え込みながら成長していく話なので、自分はどうかなって共感してもらえたらうれしい」と作品への思いを話した。

松尾潤(21)小野武正(33)、原作者の平井拓郎氏、宮野監督も出席。