韓国発の多国籍男性ダンス&ボーカルグループ「NCT 127」が25日、初のドームツアー「NEO CITY:JAPAN-THE LINK」京セラドーム公演を行った。

公演前には久々に日本メディアの取材に応じた。会見の主な一問一答は次の通り。(その1)

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-地元大阪の京セラドーム公演が迫っている

ユウタ 大阪での公演は2年3カ月ぶりです。最後に京セラドームでやれることになって、すごくうれしいです。待っていてくれたファンのみんなのためにこのステージを頑張って準備したので、あとはもう楽しむだけというか、一緒に楽しい時間を作りたいなという思いでいっぱいです。

-テヨンさんは東京ドーム公演で涙していた

テヨン お話しするのはちょっと恥ずかしいですが、前日にホテルにいた時から、ステージに上がった僕たちの姿を想像しただけで胸がいっぱいになってしまったんです。ここまで来るのには多くの努力がありました。それから多くの人たちが努力をしてくださったということを考えて、感動しました。

-5月からのドームツアーのエピソード

ヘチャン いい思い出が本当にたくさんあります。日本で活動している中で、初めて個人的に外に出られたんですけど、お兄さんたちとショッピングをしたり、おいしいものをたくさん食べたり、これからのグループについてもたくさん話すことができて良かったなと思います。そして僕は何より日本食が大好きなんですけど、いろいろな日本の食べ物を味わえることができて、本当に記憶に残っています。

-東京ドーム公演後にメンバー全員で手を重ねる写真をインスタグラムにアップしていた

ユウタ 僕らはコンサート前に必ず気合い入れみたいなことをやるんです。テヨンも言った通り、これまでたくさんのことがあって、しんどい時も楽しい時も一緒に共にしてきたメンバーと、僕自身は今回のドームで、より一層僕以外のメンバーがいないと、僕自身も成り立たないんだなっていうことを感じましたし、感謝の思いが芽生えました。もっとメンバーを身近に感じたかったので、こうしてやっているという姿を見せたかったんです。

-今回の久々のツアーで、自分たちのチームのかっこいいと思ったところは?

ジェヒョン コロナ禍以降、久々の海外ツアーの第1弾が日本で、本当にワクワクした気持ちで準備していました。練習の頃から、久しぶりに公演のために息を合わせて、本当にワクワク、ときめくような気持ちで準備をしていたんですけど、久しぶりに会うファンの皆さんにいい姿を見せるためにと準備しました。公演での僕たちを皆さんも楽しんでいただけたと思います。

-ファンがドームを埋め尽くした。うちわなどのオリジナルの文化もある日本のファンの印象は?

ドヨン 先ほどメンバーも言った通り、久しぶりの日本公演でワクワクする気持ちで準備をしていました。ファンの皆さんもそんな姿を見てくださって、楽しんで喜んでくださっていると思います。僕たちもそのファンの皆さんの姿を見て、幸せな気持ちになったことを覚えています。日本ではよく、うちわやかわいい小道具などを使って応援してくださっているので、そういう姿を見て、僕たちもまた公演中楽しむことができました。

-「Love On The Floor」の上下斜めに動くムービングステージの演出について

テヨン 僕たちの先生であるリノさん(仲宗根梨乃)は、前回のツアーの時はジャングルジムを使ったり、今回も、どこにも今まで見たことがない仕掛けを用意してくだいました。コンサート中にこのように大きなステージの構成があるということで、密かに僕たちの緊張感がずっと保てるような気がしますし、もっとかっこいい姿をお見せできるんだと思います。ステージのたびに緊張はするんですけれど、もっとかっこいい姿を見せようと思って、僕たちも頑張ることができます。

-(ユウタに)両親や友人から言葉は?

ユウタ 家族からは「よく頑張ったね」と。昨日、おとといと一緒にご飯を食べたんですけど、僕が16歳の時に韓国に行った時からの今までの苦労であったり、それこそ、お母さんとお父さんに助けてもらった話だったり、いろいろな話をしたりしたんですけど、結局、最後に言われるのはいつも「本当によく頑張ったね。私たちにとっては誇りだよ」と言ってもらえて、すごくうれしかったです。友達とかも変わらずに「頑張ってるな」っていうのは、よく言われるんですけど。そんな話もあって、もっともっと今回頑張ろうと思っておます。