明石家さんま(67)を座長として、元日に大阪・なんばグランド花月で40年ぶりに行った吉本興業のお正月興行「笑輪の笑い~ Born ready 達~」が全国ツアーとなることが1日、発表された。

1日はさんまの67歳の誕生日。10月1日、2日の福島公演を皮切りに、来年2月4日、5日に山口県、同3月4日、5日に宮崎県を回る。その後の日程は今後発表していくという。

お正月興行は元日と1月2日に行われ、さんまのほか、松尾伴内、ジミー大西、中川家、次長課長、アキナ、アインシュタインらが出演。チケットは完売した。メンバーのネタと芝居で進行し、さんまはモノマネも披露するなど最後までノリノリで公演を盛り上げた。

今回のツアーでもほぼ同じメンバーで出演予定。お笑いコンビ、アキナの秋山賢太は「さんま師匠の、あのお正月公演が帰ってくると思ったら、もう震えがとまりません。ほんと、すんごいんです。みなさん、お待ちしております」とコメント。山名文和も「さんま師匠の公演に参加させてもらえるとは、畏れ多さと喜びと恐怖がぐるぐると身体中を駆け回っております。僕がボケる時、お客様はもちろんなんですが、舞台上のさんまさんが、自分にとっては最前列のお客さんであり審査員であるような感覚になることでしょう。眼から血が出ぬようこの戦場に向かいたいと思います」と意気込んだ。

また、お笑いコンビ、アインシュタインの河井ゆずると稲田直樹もコメントを寄せた。河井は「こんなすごいメンバーの皆さんと全国をまわらせて頂けるのはありがたい限りです。生のお客さんの反応を感じられるのを楽しみにしてます!」とつづり、稲田も「まさかツアーまでご一緒させて頂くとは思ってなかったのでとても光栄です。全国各地でお笑いで師匠方にボコボコにされると思うとワクワクします!是非お越し下さい」と呼びかけた。

福島公演のチケットは3日から先行受付を開始する。