テレビ朝日の篠塚浩社長が5日、東京・六本木の同局で定例会見を行った。6月に新社長に就任後、初の定例会見。

NHK党の立花孝志党首が生出演したニュース番組「報道ステーション」で発言を止められて表現の自由などを侵害されたとして、テレビ朝日側に10万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴したと会見で明かしている。

これについて、篠塚社長は「訴状が届いていないためコメントは控えますが、当該放送に問題はないと考えております」と見解を示した。

番組は6月16日に参院選に向けた党首討論を放送。安全保障問題について討論中、立花氏がテーマから外れたと判断される持論を述べたことで、司会の大越健介キャスターが発言を止め、その後に立花氏が途中退席した。