女優の中丸シオンさんが11日午前7時23分に亡くなったと14日、所属のフロムファーストプロダクションが発表した。38歳だった。病気療養中だったという。

「弊社所属俳優・中丸シオンは、かねてより病気療養中でございましたが、7月11日午前7時23分永眠いたしました。(38歳)尚、ご遺族の意向により、葬儀は近親者のみにて執り行われました」

中丸さんは俳優中丸新将(73)を父に持ち、子役として活躍。04年のドラマ「ウルトラマンネクサス」に斎田リコ役で出演。16年には幸田尚子とアマチュアお笑いコンビ「幸丸事件」を結成し、M-1グランプリやキングオブコントに出場した。

19年には初のヘアヌード写真集「蓮花流水」を発売する一方、ロシア国営テレビ「スパイゾルゲ」でヒロイン石井花子を演じるなど国際派女優としても活躍。同じ事務所に所属の佐藤二朗が主演し、今年1月に公開された映画「さがす」が遺作となった。

同社は「後日お別れの会を設けさせて頂く予定でございます。皆様からの生前のご厚誼に深謝し心から哀悼の意を表すとともに、謹んで御報告申し上げます」とした。