俳優の高知東生(57)が15日、ツイッターを更新。自身がある宗教への入信を持ちかけられた際の状況を明かし、「人間不信になった」と振り返った。

高知は16年6月に覚醒剤と大麻所持容疑で逮捕され、16年9月に有罪判決を受けた。現在は自助グループで薬物からの回復を目指しているが、「逮捕され引きこもっていた頃、困り事を助けてくれる良い人だと感謝していたら、バーター的に宗教への入信を持ちかけられた」ことがあったという。

その際は「かろうじて他の手立てが見つかりなんとかなった」というが、「あれは人間不信になった」と高知。そうした経験から「俺が伝えたいのはピンチの時こそ、見返りを求めない助っ人に出会えるまで、数打った方がいいと思う」とメッセージをつづった。

高知は前日の投稿でも、安倍晋三元首相が銃撃されて死去した事件をきっかけに関心が高まっている“宗教2世”の問題に言及し、「同じ様な辛い思いをしている人のことを事件の背景で知り、救いの手を差し伸べることも大切じゃないかな」と思いをつづっていた。