木村拓哉(49)が21日、シンガー・ソングライター吉田拓郎(76)の最後のテレビ出演となる、フジテレビ系音楽特番「LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業スペシャル」(午後8時)に出演した。KinKi Kidsの“バックダンサー”となって、「硝子の少年」のパフォーマンスに参加した。

ゲストが歌いたい歌を選ぶ恒例コーナー「LOVE LOVEなうた」で、KinKi Kidsのデビュー曲「硝子の少年」を選曲した木村。番組では「よく自分たちのバックを踊っていてくれたので、お返しじゃないけど、俺がバック(ダンサー)になる」と宣言した。

恐縮するKinKi Kidsやスタッフとの間で歌とダンスの配分に関して押し問答があったことも明かし、木村は「(構成が)3回変わってます」と苦笑い。堂本剛(43)は「それだけ考えてくださった。踊ると言ってくださったことが本当に驚き」と感激した。木村は「バックで踊る子たちはジャニーズJr.。今回はJr.とは呼べないので、“ジャニーズシニア”」と名乗って笑わせた。

パフォーマンス本編では、当時KinKi Kidsのバックダンサーを務めていた生田斗真(37)と風間俊介(39)も参加し、木村、KinKi Kidsと息の合ったダンスと歌唱を披露した。木村との練習を振り返った生田は、「何万回と後ろでやらせてもらってましたから」と振り付けが体に染みついていたことを回想。一方の木村は、イントロを数回聞いただけで音を合わせながらの本格的な稽古を始めた生田について「2回イントロ聞いただけで、『はい、音』って。音出しマウントハンパなかった」と後輩をいじっていた。

同番組は、KinKi Kidsと吉田による音楽バラエティーとして、96年10月~01年3月まで放送された。17年の特番以来、5年ぶりの復活となった。また、7月21日はKinKi Kidsのデビュー日でもあり、デビュー25年目を迎える節目の日に放送された。