竹内涼真が主演するテレビ朝日系連続ドラマ「六本木クラス」(木曜午後9時)の第8話が25日に放送され、5週連続の右肩上がりで平均世帯視聴率が10・0%(関東地区、速報値)を記録したことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は5・7%だった。前週は世帯が9・3%、個人が5・3%だった。また、8話配信も初日で20万超え(テレ朝調べ)と好調だという。

自身を絶望の淵に追いやった巨大飲食産業「長屋ホールディングス」の長屋茂会長(香川照之)に報復を誓った宮部新(竹内)が、六本木に居酒屋「二代目みやべ」を開店、店のスタッフと共に飲食業界のトップを目指す物語。韓国で大ブームとなり日本でも話題を呼んだ「梨泰院クラス」のリメーク作品。

第8話は…。

長屋龍河(早乙女太一)が麻宮葵(平手友梨奈)を長屋ホールディングスにスカウトするためにやって来る。「二代目みやべ」の皆が焦る中、新は「葵の人生は葵が決める」と冷静さを見せるが…。

龍河とカフェに入った葵は、条件の話をしながら龍河や長屋を持ち上げ、2人は盛り上がる。気分を良くした龍河は、12年前の事件のこともベラベラと話しだす。すると葵はその内容を公にすると告げ、怒ってつかみかかろうとする龍河をかわして店の外に逃げ出すが、追いかけてきた龍河に襲われた。

一方、長屋ホールディングスは、あることをきっかけに世間の非難を浴びることに。そこで新は桐野雄大(矢本悠馬)と長屋ホールディングス専務の相川京子(稲森いずみ)に、今が長屋茂の会長解任決議案を出すチャンスだと伝え、動きだすことを決意。だが、失敗すれば相川専務が失脚することになるため、そうならないようにするためにも、葵は2つの条件をクリアする必要があると言った。