29日放送の女優波瑠(31)の主演するフジテレビ系連続ドラマ「魔法のリノベ」(月曜午後10時)第7話世帯視聴率が30日、6・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)と分かった。

初回から7・4%、6・7%、6・7%、6・2%、6・1%、6・3%だった。

個人視聴率は3・4%。

初回から4・1%、3・8%、3・7%、3・5%、3・4%、3・6%だった。

住まいに新たな価値をつくり出す「住宅リノベーション」をテーマに、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題の“魔物”に立ち向かう。波瑠演じる主人公・真行寺小梅と、間宮祥太朗(29)演じるシングルファーザーの福山玄之介が、福山家が経営する「まるふく工務店」の営業職のコンビとなり奮闘する。

第7話で、弟・青空(葉山奨之)の結婚式に出席するため、3年ぶりに静岡の実家に帰った小梅は、両親から、弟夫婦と暮らすために家を二世帯住宅に建て替えると打ち明けられる。

しかしよく聞くと、新居には父・鳥雄(相島一之)の夢と希望こそ詰まっているものの、母・喜代子(宮崎美子)の居場所が見当たらない。妻への配慮に欠けた鳥雄の言動に不安を覚えた小梅は、急きょ休みを延長して、住宅メーカーの担当者・磯辺(徳重聡)との打ち合わせに立ち会うことにする。

案の定、提案された3階建てのプランは家事動線があまりに悪く、小梅は両親の間にある決定的な問題に気づいてしまう。危機感を募らせる小梅は、隠居生活の醍醐味(だいごみ)とばかりに家の中でふんぞり返っている鳥雄に次々と物申すが、一方の喜代子は気遣い不要と、あくまで夫の言うことに従うつもりらしい。

鳥雄との仲がこじれ、悩んだ小梅がふと「玄之介さんがいたら…」と思いをはせると、そこへ突然、玄之介の弟の竜之介(吉野北人)が現れる。急きょ休みをとったという竜之介は、驚く小梅をよそに、ちゃっかり真行寺家に上がり込み、小梅の外堀を埋めるかのように、鳥雄と喜代子に猛アピールを始める。

翌日、青空と妻の樹(田中真琴)も同席するなか、磯辺が再びプランを持ってやって来る。すると、意外な人物がそのプランに断固反対の意思を見せ、さらに、新居が3階建てになった、思わぬ理由も明らかになる。

同じ頃、小梅の前勤務先のグローバルステラDホームでは有川(原田泰造)が久保寺(金子大地)ら円卓の部下団を招集し、ある壮大な計画を発表する。さらに久保寺には、計画遂行を阻む人物への接触を命じた。