歌手の郷ひろみ(66)が30日放送の日本テレビ系「スッキリ」にVTR出演。過去に舞台から転落して肋骨(ろっこつ)や手首などを骨折したエピソードについて語った。

デビュー50周年を迎えた郷。インタビューでは芸能活動50年間で印象に残っている出来事として、「舞台から落ちたんですよ。2メートルぐらい落ちたんですよ。でも『足を運んでくれる人もいるんだから』という思いだったんでしょうね、(次の日からも舞台を)続けましたね」と、舞台中に起きたハプニングについて話した。

しかしMRI検査の結果、肋骨や手首など複数箇所の骨折が判明し、全治1カ月半の診断にもかかわらず、その日の夜公演には復帰し、その後2カ月間、休演することなく千秋楽まで完走したという。「何が痛かったかって、テーピングを巻いたんですよ、ぐるぐるに。(肌に)じかにテーピングを(巻いて)付けたり取ったりしたんで、それはたまらなく痛かったですね。骨折よりそっちの方が痛かった。ビリビリ皮膚が裂かれる感じ」と振り返り、「今だからこんな笑顔で言えますけどね」と笑った。