歌手氷川きよし(45)が座長を務める「氷川きよし特別公演」が15日、名古屋・御園座で大千秋楽を迎えた。4都市で90公演、1公演も中止することなく完走した。

第1部の舞台「ケイト・シモンの舞踏会~時間旅行でボンジュール~」では、涙で言葉をつまらせる場面もあった。

第2部の「氷川きよしコンサート2022in御園座」では、「ひとりひとりの熱い拍手のおかげです。明日への希望や力になればと一生懸命頑張ってこれまでやってきました」と感極まる氷川に、観客から大きな拍手が送られた。

カーテンコールでは、第1部で共演した彩輝なお、山崎銀之丞、曽我廼家寛太郎ら、共演者全員が登壇した。

氷川は、東京、大阪、博多、名古屋での4都市公演を振り返り「大きなプロジェクトでした。全90公演を中止しないよう、強い心と強気でやっていこうと誓いました。本当に、愛と(共演者の皆さんらの)気持ちとひとつになって歴史的な時間をつくることができました」と感謝した。

第1部の舞台のテーマ曲「革命前夜」で締めくくり、全員で三方礼をし、拍手に応えた。