薬物からの回復を目指す俳優の高知東生(57)が20日までにツイッターを更新。著名人が経営する店で飲酒していた客が死亡する事故があったことに言及し、自身が「ASK認定予防教育アドバイザー」として学んだ知識を記すとともに、「経営者は危機管理として正しい知識を身につけ、従業員にも教育してくれ」と呼びかけた。

高知は「著名人の店で起きた泥酔死亡事故。早急な対応があれば失わずにすんだ命と思うと痛ましい」と言及。薬物やアルコールなどの依存症に関する知識や予防策を啓発する「ASK認定予防教育アドバイザー」として学んだ経験から、「泥酔した人を一人で放置しては絶対にダメ。耳元で呼んだり、つねっても反応がないなら、それは泥酔ではなく実は昏睡状態 この他にも口から泡を吹く、全身が冷たくなる、大いびきをかく、時々しか息をしない、息苦しそうなど、危ないと思ったらすぐに救急車を呼ぶ」と、急性アルコール中毒とみられる症状が出ている人への正しい対応についてつづった。

「この時に世間体なんか気にしてちゃ絶対にダメだ。取り返しのつかないことになる」と高知。「経営者は危機管理として正しい知識を身につけ、従業員にも教育してくれ。頼む」と訴えた。