黒柳徹子(89)とSexy Zone佐藤勝利(25)が28日、東京・EXシアター六本木で、29日に初日を迎える朗読劇「ハロルドとモード」(10月13日まで)の取材会に出席し、“国宝級”のコンビネーションを見せた。

同作は79歳の女性・モード(黒柳)と19歳の少年・ハロルド(佐藤)による、60歳差男女のラブストーリー。公開稽古を終えた主演の黒柳は「勝利くんは穏やかで、一生懸命で。すぐに落ちている物を拾うところとか、とっても気がつくんです。この頃の若い方で、こういう方は少ないんじゃない」と、佐藤の人間性を絶賛した。隣の佐藤は、照れ笑いを浮かべながら「やんちゃな面もありますけど」と謙遜していた。

さらに黒柳は「勝利くんのお顔は、前から見ると“国宝”と呼ばれているそうですね」と佐藤の整った顔立ちに触れ、「私も前から見ると、やっぱり国宝だと思った」。称賛の嵐を受けた佐藤も「徹子さんの存在は本当に国宝です」と褒め返し、隣の黒柳に視線を送りながら「国宝と国宝ということで!」と笑顔を見せた。黒柳もにこやかな表情でうなずいていた。

公演は明日29日に初日を迎える。黒柳は「ここ数年はコロナの影響で、芝居に行くチャンスがなかった方もいると思います。そんな方に、最初にこれを見ていただけたら」と呼びかけた。佐藤も「こんなに貴重な経験をさせていただくことはないと思うので、楽しんで1回1回朗読していきたい」と意気込みを口にした。

東京公演はEXシアター六本木で10月13日まで行われる。その後、大阪公演が森ノ宮ピロティホール(10月15日~18日)で開催される予定。