NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜午前8時)の第12話が18日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、浩太(高橋克典)が仕事に追われているため、週末の遊園地行きが延期になり気落ちする舞(浅田芭路)。江戸時代の絵図を参考にして、ばらもん凧(だこ)に翼をつけることを思いつき、凧を改造しようとする。しかし凧揚げすると翼がもげてすぐに落ちてしまった。そのことを浩太に話すと、浩太は模型飛行機を持ったかつての自分の写真を見せる。舞は模型飛行機の作り方を浩太に習おうとするが、浩太は仕事が多忙に。舞は自力で勉強を始める。

舞は模型飛行機を自作しようと作り方の本を探しに幼なじみの貴司(齋藤絢永)が通う古本屋に行く。古本屋の主人・八木(又吉直樹)の書いた詩集に心動かされる貴司。舞も模型飛行機の作り方の本を手に入れ、模型飛行機を完成させて仕事が大変な浩太を元気にしようと考える。

お笑い芸人で芥川賞作家でもあるピース又吉直樹が朝ドラ初出演し、SNSも沸いた。

ツイッターには「古書店の店主似合いすぎるな」「又吉先生、役にフィットし過ぎ」「芥川賞作家が営む本屋さん」「又吉先生どんぴしゃな役やん」「古本屋に又吉さん持ってくるのもナイスだね!」「又吉さん!本屋の親父さんぴったりや!」「この古本屋、私も行きたい」「聖子ちゃんカット再び」「わぁーい、再び聖子ちゃんカット」「ばらもん凧魔改造」「お父ちゃんも工場も心配…」などとコメントが並んだ。

同作は時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。