フジテレビの定例会見が28日、東京・台場の同局で行われた。

19日に81歳で亡くなったザ・ドリフターズの仲本工事さんについて、港浩一社長(70)は「突然、事故のニュースを聞いて、回復を願っていましたが、残念でならない」と惜しんだ。

港社長は、人事から制作に異動した際に、同局系人気バラエティー「ドリフ大爆笑」のチーフADを3年間、務めたという。「ドリフからいろいろなことを教えてもらいました。仲本さんは、とても多才で優しい方でした。(20年3月に)志村けんさんが亡くなった時の追悼番組に出演して、コントもやっていただいた」と振り返った。

仲本さんは、同局が企画した昨年8月から日本各地を巡回した「志村けんの大爆笑展」でも一日店長を数多く務めた。港社長は「まだまだ、お世話になりたかった。感謝しております。ご冥福をお祈りします」と話した。

追悼番組について、大多亮常務は「今のところ決まっているものはないですが、検討はいろいろとしている」と話した。