女優菜々緒(34)が来年1月期のフジテレビ系連続ドラマ「忍者に結婚は難しい」(木曜午後10時)に主演することが15日、分かった。フジテレビのゴールデン・プライム帯ドラマでは初主演となる。

忍者ラブコメディードラマで、菜々緒の夫役は劇団EXILEの俳優鈴木伸之(30)が務める。2人は15年放映のフジテレビ系「HEAT」以来、7年ぶりの共演。

ともに初の忍者役を演じる。菜々緒は「私は占いによく行くのですが、前世を占ってもらうと必ず“魔女”か“忍者”と言われているので、いずれ忍者の役をいただけるのかなと思ってました。オファーをいただき純粋にすごくうれしかったです」とコメント。鈴木は「忍者の役というのはあまり聞きなじみがないので、どう表現していけるのか。いまから自分自身に対しドキドキしております」と意気込んだ。

原作は「ルパンの娘」シリーズなどでユーモアミステリーの旗手として話題の横関大(47)の最新作。表と裏の顔の二面性を持ち合わせた夫婦が織り成す本作は、これまでのドラマでは珍しく主人公である夫婦が現代に生き永らえる“忍者の末裔(まつえい)”というコミカルな設定。

妻は「超実力主義」の甲賀忍者、夫は「超保守主義」の伊賀忍者。現在でも、敵対し、ライバル忍者の末裔でもある2人が、お互いの正体を知らず結婚。しかし、ラブラブだったのは最初だけだった。お互いの正体がバレないように秘密を抱えながら送る生活の中で起こる夫婦バトル、隠密行動に暗殺事件! 2人は家庭を取るか、一族の伝統を貫くのか。究極の選択はやがて、日本を揺るがす事件へと発展する。

『ロミオとジュリエット』をもほうふつとさせる、互いの隠された運命に悲恋が交錯する忍者ラブコメディーから目を離せない。