TBS系で大ヒットした連続ドラマ「ドラゴン桜」で秀才女子高生役を演じてから1年半。女優志田彩良(23)が、同局系連続ドラマ「君の花になる」(火曜午後10時)で、快活な銭湯の看板娘役を好演している。「明るい役をやってみたい」と話していた「ドラゴン桜」当時から1年半ぶりのインタビューで、成長と、新境地挑戦への思いを語った。【佐藤成】

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劇中では銭湯の看板娘役を演じるが、プライベートでもお風呂は大好きだという。

「お風呂好きですね。いつも通常で1時間は家で入ってて、長いときだと本当に3時間ぐらいずっと入ってますね。結構ふやけます。気づいたら3時間たってるとかあります」と超長風呂であることを明かした。

お風呂での過ごし方について「携帯を持ちこむので、携帯で音楽聞きながら歌ったりとかYouTube見たりとか映画とかドラマとか見たりしています」。

実家暮らしのため、志田が最後に入るというルールができてしまったという。「家族から『早く出なさい』と昔はすごく言われていたんですけど、最近は一番最後じゃないといけないっていうルールにされて。(志田が)『そろそろ入ろっかな』って言うと、みんな慌てて『まてまてまて、先入る』って言われるようになっちゃいました。家で一番長いです」と笑った。

自身はあまり熱いお湯は得意ではないというが、父親の一存で、湯の温度は43度に決まっているという。

銭湯にもいった経験がある。「最近なくなってしまったんですけど、近所に本当に古い、富士山が描いてあるような銭湯があって、そこに友達と行ったりとかしてました」と懐かしんだ。

劇中で活動するボーイズルグープ8LOOMにとって、志田の働く銭湯は憩いの場という存在。自身にとっては地元の友だち4人組と過ごす時間がそんな場所だという。「リラックスできるのは、地元の友だちと集まると、小学生のころとか学生時代を思い出して、いつでも素の自分に戻れます。女の子4人で仲良いんですけど、この前もその4人で集まって、誰かの誕生日とかでお祝いしたりとかしますね」。(つづく)

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