サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で、27日の1次リーグ日本-コスタリカ戦を午後6時40分から生中継するテレビ朝日系の同日付新聞「ラテ欄(ラジオ・テレビ欄)」の縦読みが、「絶対に負けられない歓喜再び」(一部地域除く)と並べられた。

ラテ欄の文言は「絶体絶命からの大金星」でスタート。「にっぽんを信じよう!!」「しれつな戦い見たことのない景色を…」など、ひらがなを巧みに織り交ぜ、同局が代表戦中継でスローガンにしてきた「絶対に負けられない戦いがそこにはある」の一部を再現した。

23日には日本がドイツから歴史的勝利を挙げたNHK中継のラテ欄でも、縦読みが「ドーハを歓喜の場に」と並べられて話題となった。正確には数字の1が入った「ド1ハを歓喜の場に」という粋な文面に、サポーターらも試合前からSNSで反応し、結果は劇的な逆転勝ち。93年10月のW杯米国大会のアジア最終予選で、日本が終了間際の失点でイラクと引き分けて出場切符を逃した地で「ドーハに歓喜を」が現実となり、大いに盛り上がった。

テレ朝の中継には、ナインティナイン矢部浩之、川平慈英、矢部浩之、松木安太郎氏、内田篤人氏らが出演予定。日本がコスタリカ戦で決勝トーナメント進出に前進し、同局が「絶対に負けられない歓喜再び」を実際に届けられるか、ますます目が離せない1戦となりそうだ。