漫才日本一決定トーナメント「M-1グランプリ2022」の決勝が18日(午後6時34分、テレビ朝日系で生放送)行われる。過去最多7261組の中から準決勝を勝ち上がった9組と決勝当日の敗者復活戦で勝ち上がった1組の計10組で第18代王者の座を争う。

今年は昨年まで審査員を務めた上沼恵美子(67)とオール巨人(71)の両ベテランが勇退。復帰の博多大吉(51)と、初審査員となる山田邦子(62)が加わった。

勝負の行方は混戦が予想され、当日に決まる敗者復活戦にも昨年準優勝のオズワルドや、キングオブコント2022覇者のビスケットブラザーズら実力者がそろう。事務所別にみると、吉本興業勢が6組を占めており、タイタン勢が2組、プロダクション人力舎から唯一残った真空ジェシカは同事務所勢としては第4回のアンタッチャブル以来の優勝を目指す。また、12月10日に行われた「女芸人No.1決定戦 THE W」でも最終決戦に残っていたヨネダ2000は、ハリセンボン以来13年ぶりとなる女性コンビの決勝進出。優勝すれば女性コンビ初の快挙となる。

優勝者には賞金1000万円が贈られる。

 

▽M-1決勝進出コンビ

◆真空ジェシカ 人力舎所属。ガク(90年12月3日、神奈川県生まれ)と川北茂澄(89年5月23日埼玉県生まれ)によるコンビ。学生時代に出会う。12年結成。2年連続の決勝進出。

◆ダイヤモンド 吉本興業所属。野澤輸出(86年12月24日、栃木県生まれ)と小野竜輔(90年8月13日、山口県生まれ)によるコンビ。NSC東京15期生。17年結成。初の決勝進出。

◆ヨネダ2000 吉本興業所属。誠(99年3月25日東京都生まれ)と愛(96年9月19日神奈川県生まれ)によるコンビ。ともにNSC東京23期生。20年結成。初の決勝進出。

◆男性ブランコ 吉本興業所属。浦井のりひろ(87年12月3日京都府生まれ)と平井まさあき(87年8月1日兵庫県県生まれ)によるコンビ。ともにNSC大阪33期生。11年結成。初の決勝進出。

◆さや香 吉本興業所属。新山(91年10月17日、大阪府生まれ)と石井(88年5月28日、大阪府生まれ)によるコンビ。NSC34期生。14年結成。初の決勝進出。

◆ウエストランド タイタン所属。井口浩之(83年5月6日、岡山県生まれ)と河本太(84年1月25日。岡山県生まれ)によるコンビ。高校の同級生。08年結成。2度目の決勝進出。

◆キュウ タイタン所属。ぴろ(86年5月4日、愛知県生まれ)と清水誠(84年2月23日、愛知県生まれ)によるコンビ。13年に結成したが1度解散し、15年再結成。初の決勝進出。

◆カベポスター 吉本興業所属。永見大吾(89年12月19日、三重県生まれ)と浜田順平(87年4月28日、大阪府生まれ)によるコンビ。NSC大阪36期生。14年結成。初の決勝進出。

◆ロングコートダディ 吉本興業所属。堂前透(90年1月16日、福井県生まれ)、兎(88年8月19日、岡山県生まれ)によるコンビ。ともにNSC31期。09年結成。2年連続の決勝進出。

◆敗者復活1組