女優のあき竹城さん(本名・竹田明子=たけだ・あきこ)が大腸がんのため15日に亡くなっていたことが20日、分かった。75歳。

所属事務所「オフィスあきこ」によると、約2年前に大腸がんをわずらい闘病していたという。「元気なあき竹城でごあいさつしたい」という本人の希望もあり、公表を控えて続けてきた。しかし、今秋に入って病状が悪化していた。

山形県米沢市出身のあきさんは山形弁をよどみなく語りコミカルな演技でテレビドラマ、映画で活躍。TBS系ドラマ「3年B組金八先生」(84年)、映画「嫌われ松子の一生」などに出演している。

通夜、葬儀に関してはすでに近親者で執り行った。後日、お別れの会を行う予定はないという。供花、香典についても辞退するという。

◆所属事務所のコメント

2022年12月15日あき竹城が75歳にて永眠いたしました。

ここに皆さまからの生前のご厚誼に深謝し、謹んでご報告申し上げます。

約2年前に大腸癌を患い闘病しておりました。

「元気なあき竹城でご挨拶したい」と本人の希望もあり公表せずに治療を続けて参りましたが今秋に病状が悪化してしまい、このようなご報告となってしまいました。

応援してくださった皆様、お世話になった関係者の皆様にこのようなご報告を差し上げることは大変残念でなりませんが、本人は全ての皆様へ感謝の気持ちでいっぱいです。誠にありがとうございました。

マスコミ各社様には、どうぞ本人の気持ちに寄り添って頂き、取材はご遠慮くださいますよう、切にお願い申し上げます。

通夜ならび葬儀につきましては、すでに近親者のみにて執り行いました。後日「お別れの会」を催す予定はございません。供花、お香典に関しましても、固くご辞退申し上げます。

 

オフィスあきこ

2022年12月20日

 

◆あき竹城(たけじょう)1947年(昭22)4月4日、山形県米沢市生まれ。中学卒業後に大阪でダンサーになり、その後上京。ダンスショーの合間のコントで人気になり、映像の世界へ。映画は「男はつらいよ 寅次郎かもめ歌」「楢山節考」「スーパーの女」「マルタイの女」「小さいおうち」など、ドラマは「家なき子2」「吉宗」「私の青空」など。バラエティーは、テレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」の生徒役など。