ハロー!プロジェクト(ハロプロ)のアイドルグループ、モーニング娘。’22の譜久村聖(26)が27日、ハロプロ公式サイトで、23年開催予定の秋ツアーをもってグループ及びハロプロを卒業することを発表した。

譜久村は「私、譜久村聖は来年の秋ツアーをもちましてモーニング娘。及びハロー!プロジェクトを卒業いたします。夢だったハロー!プロジェクトの世界に入ることが出来、モーニング娘。に加入してからは、自分の立場に沿った目標を常に掲げてきました。先輩や同期の卒業、18歳でリーダーに就任、後輩の卒業を見送ってきました。その中で学んできた事はとても大きく本当にたくさんのことを経験させていただき、たくさんの愛に包まれた中で活動することができました」などとコメントした。

所属事務所は「2020年に、個人として新たな道に進みたい、と卒業の申し出がありました」と説明。2023年のハロー!プロジェクトが25周年を迎える2023年まで、ハロー!プロジェクトおよびモーニング娘。のリーダーとしての活動をしてほしいと打診し、本人の了承を得たとしている。

ハロプロの研修生で構成される「ハロプロエッグ」に08年から所属。11年1月のツアー「HELLO!Project 2011 WINTER」にて、プロデューサーのつんく♂から9期メンバーとしてモーニング娘。への加入が発表された。14年11月26日に8代目リーダー道重さゆみ(33)卒業と同時に、9代目リーダーに就任。以降、歴代最長となる約8年間リーダーを務めている。

また、11月10日には道重さゆみのモーニング娘。在籍日数4329日を上回る4330日となり、生田衣梨奈(25)とともにモーニング娘。歴代最長在籍数も更新し続けている。「数年前から後輩達の成長や輝いている姿をもっと見ていただきたいと感じる事が増えていました。一生懸命でどこか不安気な姿だった新メンバーも気付けば自分らしさや個性を武器にし、楽しく輝いている姿を見せてくれています。そんな姿を見ていると私も幸せな気持ちになります」と歴代最年長リーダーとしての心境を語った。

モーニング娘。’22及びハロー!プロジェクト卒業後は、休養期間をへて芸能活動を続けていくという。「こうして卒業を発表することが出来たこと、正直ホッとしているところもあります。私にとってモーニング娘。は人生の半分を過ごしてきた大切な存在で宝物です」とモーニング娘。愛を表現。そして「卒業まで約1年、今までいただいたたくさんの幸せの分もファンの皆さま、グループに、関係者の皆さま、そしてつんく♂さんに恩返しが出来るよう精いっぱい活動していきたいと思います。どうぞ応援をお願いいたします」と活動ラストとなる23年に向けて意気込んだ。